令和2年7月豪雨(激甚災害)被災診療所の復興支援
クリニックの1階分の高さまで浸水の被害に遭われておりました
熊本県人吉市の愛甲産婦人科麻酔科医院様が7月の豪雨により激甚災害に見舞われました。熊本県南部ばかりでなく、隣町である宮崎県えびの市からも妊婦さんが通われてきます。出産のできるクリニックがこの地域では、人吉医療センターと愛甲産婦人科麻酔科医院様と80歳を超える院長が頑張られる産婦人科様しかないからです。
7月は人吉医療センターへ妊婦さんに移ってもらい泥除けや水没した医療機器の処分などにあたりながら、復旧計画に着手していました。しかし、1カ月もたたないうちに人吉医療センターがパンクしてしまい、清掃と消毒をして1階を使わず、分娩の再開をせざるを得なくなりました。
● 水と泥に使って使用不可能となった1階部分
姉妹団体である一般財団法人いきいきねっとの中小企業診断士が現地入りし、復旧補助金の申請のサポート、復旧計画の立案、実行を無償のボランティア活動で支援されることになりました。当NPO法人は寄附金控除が受けられる法人であるため、この復旧支援を行うために寄附金を集めて愛甲産婦人科麻酔科医院様の復旧を支援することとしました。
それ以外のすべての被災診療所にも復旧支援の申し出はしてあります。希望があれば、我々の集めた寄附金をその他の被災診療所に復興のために寄附してまいる所存です。